• CIEC 第44回研究会

    開催趣旨 中学校では、技術家庭に必修化された「情報とコンピュータ」領域が、高等学校では、新教科「情報」がスタートして1年が過ぎました。自ら学び自ら考える力など...

  • 2003年度プロジェクト事業

    2003年度のプロジェクト事業には以下の8件が選ばれました。 学生と共に作るマルチメディア英語学習教材 代表者:竹内 勝徳 (鹿児島大学) 支給額:20万円 統計科学教育・学...


  • CIEC 第43回研究会

    開催趣旨 米国政府系機関 International Broadcasting Bureau (IBB) を通じて提供される Voice of America (VOA) のビデオ素材は教育目的の利用に限り、著作権に抵触す...

  • CIEC 特別講演会

    概要 タイトル 「大学改革と研究助成 ~大学の独自性と文部科学行政を考える~」 主催 CIEC (コンピュータ利用教育協議会) 日時 2004年3月13日 (土) 17:00 - 20:30 会場...


  • CIEC 第40回研究会

    講師紹介 氏は東京都台東区出身。東京外国語大学ではベトナム語を専攻しつつ故若林俊輔先生のゼミで英語教育を学ぶ。上越教育大学大学院を修了 (英語教育)。出版社勤務...

  • CIEC 第39回研究会

    開催趣旨 インターネットとコンピュータが学校だけでなく家庭でも急激に普及してきています。今まで学校内だけで教育を行ってきましたが、地域や社会とのかかわりがイン...


  • 過去の小中高部会研究会一覧

    * 2003年度以降の研究会については、CIEC 研究会一覧をご覧ください。 2002年度 第13回研究会 テーマ ケータイと学校教育 part2 ~ケータイから読み解く現代の学校教育...

  • 1997 - 2003年度 CIEC研究会一覧

    2003年度 第38回研究会 テーマ 「プログラミング教育を見直す」- 高等学校と大学との連携を視野にいれて - 日時 2003年10月18日 (土) 13:30 - 17:00 場所 大学生協会館 ...


日本の大学にとって学習管理システム (LMS: Learning Management System)はもはや目新しいものではなくなった。「ICT活用教育の推進に関する調査研究」(文科省・2010年度)によると日本でLMSを導入している大学の割合は40.2%にのぼる。

LMSのシェアは、かつては海外産のシステムが中心的だったが、近年では国産のシステムも増加傾向にある。その代表格に挙げられるのが、CIEC団体会員でもある株式会社朝日ネットが提供する「manaba course」だろう。導入大学は2017年12月末時点で全国79校を数える。

筆者が所属する立命館大学では2013年度から約4万人を擁する全学部・全研究科を対象にmanaba courseを導入した(manaba+Rと呼称)。4年にわたる運用を経て、過去最大規模のバージョンアップが施される運びとなった。

本稿では、立命館大学によるmanaba+Rの大幅バージョンアップにいたる経緯と新機能の詳細を、関係者への取材に基づいて報告する。システムのバージョンアップと聞くと定期的なメンテナンスやデバッグ中心の部分的な更新に思われるかもしれないが、今回の取材から見えたのは、職員・教員・学生・開発企業が四つ巴で取り組むことでシステムに血肉を通わせるという、教職協働という同学の根本理念の具現化とも言えるドラマだった。


開催趣旨

春季研究会は、CIECが扱う研究分野に関して研究発表会を行い、会員の成果発表・情報交換の機会を増やし、会員相互の交流を促進するとともに、会員相互の研鑽に資することを目的として研究委員会が開催しているものです。本研究会で発表される報告は、事前に査読・審査され、「CIEC研究会報告集Vol.9」として発行いたします。

あらゆる分野の人々が、学びとコンピュータやネットワーク利用の在り方とその可能性を考え、研究発表や実践事例の成果を聞くとともに議論に参加していただければと考えております。会員・非会員を問わず、みなさまの積極的な参加をお待ちしております。

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。
CIEC 研究会報告集 Vol.9:2,500円(税込)(当日価格)

プログラム

開会の挨拶 (10:25 ~ 10:30)

セッション1:ITを活用した授業・教材の開発[座長:皆川 雅章 (札幌学院大学)]

■実践論文(10:30~10:55)
Web地図を用いた位置情報教育
‐アクティブ・ラーニングを実践しながら「まちづくりマップ」を改良する‐
立命館大学 笹谷 康之

■実践論文(11:00~11:25)
クラウドを活用した手書きレポート格納返却システムの開発
島根大学 松本 多恵

■萌芽論文(11:30~11:50)
MS-Wordに統合化した英語読解力教材作成支援ツールの開発
‐テキスト解析機能と教材用テキスト収集機能について‐
熊本高等専門学校 松尾 かな子 / 熊本学園大学 堤 豊 / 熊本県立大学 松野 了二

休 憩 (11:50 ~ 12:50)

セッション2:プログラミング・情報教育[座長:興治 文子(新潟大学)]

■萌芽論文(12:50~13:10)
ビジュアルプログラミング学習システム
金沢工業大学 仁科智晴・安岡航・鎌田洋

■研究速報(13:15~13:30)
BBC micro:bitを用いた子どもむけプログラミング教材の試作
千歳科学技術大学 山川 広人

■萌芽論文(13:35~13:55)
情報リテラシー教育におけるクラウドサービスを利用した協同学習の実践と効果
北陸大学 鈴木 大助

■萌芽論文(14:00~14:20)
高等学校における知的財産教育の学習カリキュラムの開発
‐教科「情報」における学習内容に適応して‐
山口県立大学 阿濱 志保里 / 山口大学 阿濱 茂樹・鷹岡 亮

休 憩 (14:20 ~ 14:30)

セッション3:授業支援システム開発[座長:土肥 紳一(東京電機大学)]

■萌芽論文(14:30~14:50)
動画作成色彩学習システム
金沢工業大学 内嶋 遼・岩見 薫平・楯 一俊・石川 智久・鎌田 洋

■萌芽論文(14:55~15:15)
色彩分析機能を持つ色彩学習システム
金沢工業大学大学院 石川 智久・鎌田 洋

■萌芽論文(15:20~15:40)
双方向コミュニケーションシステムのビジュアル化
金沢工業大学 山口 貴大・上川 愛未・鎌田 洋

■萌芽論文(15:45~16:05)
双方向授業システムにおける学生の特定機能
金沢工業大学大学院 吉川 桂太郎・鎌田 洋

閉会の挨拶 (16:05 ~ 16:10)

研究会報告集編集委員(研究委員会委員)

委員長:
森 夏節 (酪農学園大学)
副委員長:
菅谷 克行 (茨城大学)
委員:
安藤 明伸 (宮城教育大学)  大岩 幸太郎 (大分大学 名誉教授)  興治 文子 (新潟大学)  橘 孝博 (早稲田大学高等学院)  立田 ルミ (獨協大学)  土肥 紳一 (東京電機大学)  布施 雅彦 (福島工業高等専門学校)  皆川 雅章 (札幌学院大学)  吉田 賢史 (早稲田大学高等学院)