2018PCカンファレンスの全体テーマ「ひらめき ときめき はばたき」は、「AI時代において人間とは何か、人の学びとは何か」を意識して名づけられました。PCカンファレンスが誇る伝統の一つ「イブニングセッション」は、まさに人間ならではの「交流」や「想像」の創発をねらった参加者自主企画です。Special第17回では、今回の全体テーマを象徴する「イブニングセッション」の報告を、順次公開していきます。ぜひご覧ください。

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micro:bitではじめるマイコンプログラミング

主催者:笹倉理子(電気通信大学)
共催者:浅本紀子(お茶の水女子大学)


2018PCCイブニングセッション【ワークショップ型】「micro:bitではじめるマイコンプログラミング」


このセッションでは、お茶の水女子大学で小学校教員を目指す学生を対象に実施した「プログラミング演習」と、電気通信大学の公開講座「子どもに教える方のためのプログラミング教室」で扱った内容を中心に、子どもに教える立場で初めてマイコンを触る方を想定したmicro:bit のワークショップを実施した。

micro:bit は、英国で開発された教育用ワンボードマイコンで、子どもたちがテクノロジーを使って創造的な活動に取り組めるようデザインされている。ワークショップでは、micro:bit の基本操作を確認した後、 micro:bit上にアニメーションを表示する、スピーカーをつないで音を鳴らす等の演習を実施した。

参加者は予約と当日参加あわせて13名(小学校教員が1名、一般が1名、その他は大学関係)であった。事後アンケートによると全員が、「プログラミングは楽しい」、「小学校の教科や課外活動にプログラミングを取り入れるのは難しくない」と考えているプログラミングの経験者であった。経験豊富な方が多く、主催者側にとっても学びの多いワークショップとなった。

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