CIECは1996年に誕生し20周年を迎えます。20年の歩みを総括し学会・教育界に果たした貢献を整理すると共に、次の10年への方向性を検討し、問題提起と課題設定を行うことを目的に20周年記念事業を開催します。CIEC会員のみなさまと一緒に20周年をお祝いしたいと思います。ぜひご参加下さい。

これまでの一覧

CIECサタデーカフェについて

CIECサタデーカフェは、従来の研究会と比べ、小規模でインフォーマルな研究会として小中高部会を中心に立ち上げた気軽に参加できる会です。

内容は小中高に関わる「情報教育」や「情報科学」から、「授業デザイン」や「未来への学び」までCIEC に関係するものならどのようなものでも扱います。Zoom によるオンライン開催ですので、全国どこからでも気軽に参加いただけます。

月1回、土曜日の夜に、みなさんで情報教育にまつわるいろいろな話題について気軽に考えてみませんか?

※お申込み頂いた方には、自動返信メールにてZoomURL・ID・パスワードをお知らせいたしますので、当日はそれを用いてログインをお願いいたします。

※しばらくの間ZoomURL等を固定しますので、以前参加された方はそのままお使いください。


2024年6月9日(日) に、第131回CIEC研究会 を開催いたします。テーマは「教師の知恵を結集する:Camtreeデジタルライブラリの教育革新」です。ケンブリッジ大学パトリック・カーマイケル博士による講演を行います。
参加申し込みは、告知ページのフォームから行えます。みなさまのご参加をお待ちしております。


教師が組織的で協働的な研究活動に自らの実践を通して参加することは、教師の専門性能力の開発、学習者の学習到達度や学校教育の文化の向上、場合によっては政策決定にまで、有効な影響を及ぼします。一方で膨大でかつ増え続けるエビデンスが必要になります。しかしながら、効果的なデジタルインフラが遅れているため、教師のもつ多くの知識を、長期に保存したり、抽出し活用することや、さらに二次利用し統合したりするといったアーカイブの方法に課題があります。
ケンブリッジ大学ヒューズ・ホールに拠点を置く「Camtree:ケンブリッジ教師研究交流グループ(https://www.camtree.org)」では、教師の成果を永続的に保存し、教師研究を促進・支援するためのデジタルライブラリを開発しています。Camtreeの主任ディレクターであるパトリック・カーマイケル博士は、その開発の中心を担っています。
今回の研究会では、カーマイケル博士から、Camtreeのデジタルライブラリの新しいデジタルインフラについて、教師ネットワークをつなぐための「オープンリサーチ」アプローチの検索機能や、AIを活用したインフラ技術を概説してもらい、新しいデジタルインフラの実現に向けて克服すべき課題は何かを、講演をしてもらいます。


CIEC定款第13条から第21条に基づき, 役員選挙規約の定めるところによって, 2024年度・2025年度(2024年度社員総会から2026年度社員総会まで)の役員選挙を下記のとおり実施いたします。

立候補について

5月8日(水)より, 所定の様式にて立候補受付開始

6月10日(月) 役員立候補締め切り (12時)

選挙定数

  • 個人会員の理事: 20名
  • 団体会員の理事: 5名
  • ​監事: 3名

CIEC役員選挙規約

第9条 社員総会は登録された候補者の中から, 選挙する。
2. 選挙は, 個人会員の理事,団体会員の理事, 監事に分けて行う。個人会員の理事の定数は20名, 団体会員の理事の定数は5名, 監事の定数は3名とする。
3. 選挙は投票によるものとし, 無記名連記制により行う。
4. 書面による投票を行う場合は所定の用紙により行い, 選挙管理委員会に提出しなければならない。
5. 当選は有効得票数の順による。但し, 得票が同数の者についてはその者のみを対象に再投票を行い, 有効得票数の多い者を当選人とする。
6. 登録された役員候補者が定数を超えない場合には信任投票とし, 有効得票数が投票総数の過半数の者を当選人とする。

選挙の方法

無記名連記制 

会員全員の投票(ただし, 登録された理事候補者が定数を超えない場合には信任投票とし, 役員選挙規約第9条6項により, 有効得票数が投票総数の過半数を超えたものを当選人とする。

「e投票」による電子投票を実施します。実施の詳細については後日告知いたします。

投票期間

2024年7月1日(月)〜7月15日(金)

開票

7月22日(月) 東京都杉並区和田3-30-22 大学生協会館

選挙投票結果の報告

2024年8月18(日) 2024年度CIEC定時社員総会にて

立候補届出書


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CIEC役員立候補届出書

*不明な点はjim@ciec.or.jpまでご連絡下さい。

CIEC役員選挙管理委員会 委員長 橘 孝博


小中学校,高等学校での「総合的な学習(探究)の時間」では,「探究的な見方・考え方を働かせる横断的・総合的な学習」が重要とされている.
本研究会では,2024年3月にWiDS TOKYO@YCU と Wolfram が共同開発した中高生向けのデータサイエンス教材を使ったワークショップを行う.具体的には,中学校の技術(情報)や高校の情報1でも扱われている画像データの中身を実際に見たり,機械学習の関数を使って身近なお菓子を判別するプログラムを作成したりする.オンラインで利用できるこの教材は,生徒にとって身近なデータとWolfram言語の簡潔なプログラムで構成され,その一部は京都ノートルダム女子大学の「AIとデータサイエンス入門」の授業で実践されている.
本教材でワクワクするデータサイエンスの学びを体験していただき,総合的・探究的・横断的な学習について参加者間で議論したい.

*この研究会は,京都ノートルダム女子大学 社会情報学環(2025年4月より)及びWolfram Research. Inc.の協力を得て実施します.
*参考:2023PCカンファレンス分科会発表より(2023PCCホームページ参照)
初学者のためのAI・データサイエンス入門授業の試み」 北村 美穂子(京都ノートルダム女子大学)
体感しながら学ぶAIとデータサイエンス入門授業の試み」金光 安芸子(Wolfram Research, Inc.)