開催趣旨

今回のワークショップでは、昨年度の 62 回研究会 (合宿研修) に引き続き、団体会員の Adobe 社との協同企画を実施します。午前の部は Adobe Creative Suite 3 Web Premium の新機能に関する講演となります。Photoshop、Illustrator、Dreamweaver、Flash 等の製品についての紹介とデモンストレーションが主体です。午後の部は Adobe Flash CS3 Professional の PC を利用したトレーニングです。Part1 では Flash を利用した、より良い教材コンテンツの作成技法を学んでいただきます。Part2 では Action Script 3 や YouTube でおなじみの Flash Video 等の最新技術を学んでいただきます。

* 今回の研究会は、午前と午後の二部形式で行いますが、いずれか一方のみに参加することもできます。ただし、午後の部は Flash を利用された経験がある方が対象となっていますので、ご注意ください。

プログラム

10:00 - 12:00
Adobe Creative Suite 3 Web Premium のご紹介
12:00 - 13:00
休憩・昼食
13:00 - 15:00
Flash トレーニング Part1
15:00 - 15:30
休憩
17:30 - 17:00
Flash トレーニング Part2 (上級者向け)

備考

今回の研究会後半に実施する Flash トレーニングに参加を希望される方は、ノートPCを持ち込まれる必要はありません。会場備え付けのデスクトップPCを使用します。

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

本年6月、Apple は全く新しいタイプの携帯端末 iPhone を米国内において販売開始しました。また、同9月には iPod touch を全世界で発売、たちまちその機能とデザイン、とりわけ革新的な操作性が話題となりました。さらに、新 OS (Mac OS X Leopard) が10月リリースされ、ハードウェアのみならずソフトウェアにおいても、同社の意欲的な製品開発への姿勢が顕著に表れてきました。

今回の学習会は、そうした Apple 社の新製品とその特徴を直接教育市場担当者からご紹介いただき、さらに外国語教育における携帯学習端末としての iPod および Podcasting の可能性について、教育現場からの事例報告をもとにディスカッションを行います。

プログラム

13:30
司会者挨拶、講演者紹介
13:40 - 14:40

[ 講演 ]
iPod を活用した教育リソースの配信及び Apple 最新情報
坂本 憲志 氏 (アップルジャパン株式会社 教育プログラム推進本部長)

14:40 - 15:10
休憩およびハンズオン (iPod touch、Leopard 搭載 Mac、その他を展示し、操作体験していただくコーナーです)
15:10 - 15:50

[ 事例報告 ]
大阪府立大学外国語学習 Podcast の紹介
清原 文代 氏 (大阪府立大学 総合教育研究機構)

15:50 - 16:00
質疑応答
16:00
終了 (終了後、引き続き iPod touch 等のハンズオンあり、自由参加)

参加人数

30名程度 (最大40名)

参加費

CIEC 会員・非会員を問わず無料です。


開催趣旨

ITS (高度道路交通システム) は、情報通信技術を活用することにより、「ひと」と「クルマ」、「道路」とを互いにつなげ、安全で快適かつ円滑な交通を実現するための仕組みです。ITS がこれから発展していくためには、情報通信技術の発展とともに道路、社会、クルマ、携帯端末が有機的に連携され、産官学の枠を超えた取り組みが必要不可欠です。

ITS は、情報通信技術、GPS、センサー、制御技術などの発展とともに、移動空間としての「クルマ」や、携帯端末を持った「ひと」をつなげ、「ひと」や「クルマ」が、オフィスや学校、家庭と同じように高度な情報が利用できるだけでなく、これから発展するユビキタス社会に移動という手段を非常に重要な位置づけとしていくのかもしれません。

この研究会では、地域交通を対象にその問題や課題を明らかにするとともに、問題の解決に向けて、交通の情報通信ネットワークの視点から将来の地域づくりのあり方について研究されている愛知淑徳大学の辻紘良先生をお招きし、ITS の現状を把握するとともに、ITS のバイアフリー化への利用事例などとともに問題解決の方策や適用の効果についてお話いただきます。

また、ITS が実現する安全・快適な情報化社会では、「ひと」の立場からすると実際に経験した学びが少なくなるという現実があるのではないかと考えられます。情報化が進み社会が高度化されればされるほど、現実で実物から学ぶ必要性が大きくなるでしょう。そして、博物館などの施設は、興味を持った方だけが行き見学をするという施設から、現実と出会うことによって自ら学ぶ施設としての役割を担っていくことになると思います。

トヨタ博物館は、車文化の伝承を主な目的として運営されている企業の博物館です。ここでは、車文化を伝えるための体系的な車両の展示や、見学される方が興味を持ってもらえる企画はもちろんのこと、現実で実物から学ぶことによる「モノづくり」の楽しさを伝える工夫や、クラシックカーファンを醸成するイベントなどの多様な企画を開催されています。このことは、結果的に総合学習の時間をはじめ、学習の場として多く利用されておりますので、トヨタ博物館学芸員の西川稔氏より、トヨタ博物館の概要と企画展に関する話題をご報告いただき、その後、博物館の見学を行う予定です。

そして、ITS のあるユビキタスな情報化社会のあり方や、可能性が探れ、少しでも、これからの教育や研究現場で活用する上でのヒントになれば幸いと考えています。

プログラム

13:30 - 14:40
ITS による人にやさしい社会の実現
辻 紘良 氏 (愛知淑徳大学 現代社会学部 教授)
14:50 - 15:30
トヨタ博物館の概要と企画展
西川 稔 氏 (トヨタ博物館 学芸員)
15:30 - 17:00
トヨタ博物館見学

* 現地集合、現地解散となります。会場 (トヨタ博物館 小ホール) へは、直接お越しください。

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は1,000円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

CIEC第66回研究会において、実践研究における定量的評価の手法に関するワークショップを開催しました。

先回に引き続き、教育現場における学校評価や授業評価などに対応するため、実践における多様かつ複雑なデータを定量的および定性的に評価する手法について、報告と意見交換を実施します。特に、意識調査に関する報告については、全国の大学1年生・教員を対象にした意識調査のデータを使用し、小中高部会が、今後、実施するアンケート分析や学習会等の活動と関連させた内容とします。

プログラム

13:00 - 15:00
大学意識調査データを用いた大学評価・講義評価の分析 -カテゴリカルデータおよび自由記述データの分析-
宿久 洋 氏 (同志社大学文化情報学部)
15:00 - 15:20
休憩
15:20 - 16:20
授業実践に関する定量的評価の手法について
16:30 -
定量的評価手法全般に関する質疑応答
17:00
終了

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

今回の研究会は、午前と午後の二部形式で行います。

まず、午前のセッションでは、メーカーの協力により、最新ソフトウエア (Adobe Acrobat 8)の教育利用に関する講習会を実施し、参加者のスキルアップを試みます。

次に、午後のセッションでは、会員各自が開発し、言語・文化教育・学習のための e-learning コンテンツの最新情報を提供する交流会をポスター発表のスタイルで開催します。

このセッションでは、各ブースを自由に訪れる参加者に発表者がデモンストレーションを行い、コンテンツやシステムそのものの紹介、今後の改善策の提案と検討などを同時に行います。

前日に開催されるCIEC10周年記念シンポジウムに引き続き、多数の皆様のご参加をお待ちしております。

内容

10:00 -
司会者挨拶
10:05 - 11:00

[ ワークショップ ]
Adobe Acrobat 8 Professionalの教育利用 【パート1】チュートリアル
・Acrobatとは何か
・Acrobat 7.x と8.xの差異
・学校教育現場におけるAcrobatの導入 »事例掲載ページ

11:00 - 11:10
小休憩・インストール作業
11:10 - 13:00

[ ワークショップ ]
Adobe Acrobat 8 Professionalの教育利用 【パート2】体験学習
・PDF形式のレポート、論文添削機能の利用
・教材作成フォーム(テスト問題など)の活用
・PDF文書への動画埋め込みによる教材化
・その他

13:00 - 14:00
休憩・昼食
14:00 - 15:00
ポスターセッション1 (3件)

[ 研究発表1 ]
学校教育におけるWebページの蓄積、オンデマンド利用に関する著作権情報 を管理するシステム
藤澤大 (朝日大学大学院生)

[ 研究発表2 ]
キー操作可視化システム
森田直樹 (愛媛女子短期大学)

[ 研究発表3 ]
大学英語学習者のプロファイルと発話データの収集
原田康也 (早稲田大学)

15:00 - 15:15
小休憩
15:15 - 16:15
ポスターセッション2 (3件)

[ 研究発表4 ]
環境英語を学ぶeラーニング教材「elan-e」
吉田国子 (武蔵工業大学)

[ 研究発表5 ]
コンピュータ教材「CET (Cyber English Teacher)」とのティーム・ティーチング形式による小学校英語活動に関する実証研究
鍛治大佑 (大阪教育大学大学院生)・吉田晴世 (大阪教育大学)

[ 研究発表6 ]
英語自主学習のための中学生向けマルチメデイア教材 (Virtual Homestay Program) の開発
小川恵子 (立命館大学大学院生)・野澤和典 (立命館大学)

16:30
終了

* ポスターセッションでは、各セッションごとに上記3件を同時に並行して発表していただき、参加者が自由に発表会場内を移動できる形式を取ります。

ワークショップに参加される方へ

ワークショップ参加者は、無線 LAN 接続用のネットワークカード内蔵 PC (Windows PC) をご持参ください。

動作条件

Windows
CPUPentium III 以上
OSWindows 2000 日本語版 (SP4)、Windows XP (SP2) 以降
ブラウザMicrosoft Internet Explorer 6.0 以降
メインメモリ512MB 以上 (推奨)
ハードディスクインストールバックアップを含めて 2GB 以上の空き容量が必要
ディスプレイ1,024x768 ピクセル以上の画面解像度が必要
内蔵ドライブDVD/CD-ROM ドライブ

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。