開催趣旨
文部科学省は、「教育の情報化ビジョン」(2013年4月18日)において、指導者用デジタル教科書は学校が容易に入手できるようにすること、学習者用デジタル教科書は開発を促進するように求めています。そして、児童・生徒一人一人の学習ニーズに対応し、学習履歴の把握・共有等を可能とするような環境が実現するための実証研究を進めていくように促しています。近い将来、初等・中等教育で本格的なデジタル教科書時代の到来が予想されるなか、教員がデジタル教科書を使った実践で求められることは、LMS等の環境を使ったインタラクティブなコンテンツ作りであると想定できます。
本研究会は、講演でiBooks AuthorやiBooksの概要、HTMLウィジェットのサンプルやiBooksによる「マルチタッチブック」などを紹介し、新たな教育の可能性を考えてみます。その後、参加者はインタラクティブなデジタルハンドアウトを体験し、デジタル教科書時代のコンテンツ作りに関する課題や問題点について意見交換する予定です。
なお、この研究会は、東京学芸大学附属高等学校にご協力いただき、設備・機器を利用させていただきます。ご参加いただく際に、Mac等の機器をご準備いただく必要はありません。
講演概要
2010年1月にApple社が教育向けスペシャルイベントで発表したiBooks Authorは,同社が「マルチタッチブック」と呼ぶ電子書籍を作成するための開発した,OS X用のフリーウェアである。専門知識を必要とせず,誰もがワープロ感覚で手軽に電子書籍を生成できるこのソフトウェアの完成度は,現時点で比類無きものである。また,iBooks Authorで生成されるマルチタッチブックはオンラインストアiBookstoreを通じて販売することも可能である。つまり,教員が作成した電子教材がオンライン販売できるのである。既に欧米ではマルチタッチブックによる電子教科書や電子教材が流通している。本講演では,マルチタッチブックの特徴やそれを補うWebサービスなどの紹介を通じ,反転授業など電子教科書を利用した新たな教育の可能性を考えてみる。
プログラム
- 12:30 -
- 受付開始
- 13:00 - 13:15
- [ 学校紹介・会場設備説明 ] 森棟 隆一氏 (東京学芸大学附属高等学校)
- 13:15 - 13:20
- [ 開催趣旨説明 ]
- 13:20 - 14:20
- [ 講演 ]
iBooks Authorを通じて考える電子教科書の可能性
講師 曽我 聡起 氏 (北海道文教大学外国語学部)
- 14:20 - 14:35
- [ 質疑応答と休憩 ]
- 14:35 - 16:35
- [ ワークショップ ]
iBooks Authorで作るインタラクティブなデジタルハンドアウト
講師 中原 敬広 氏 (合同会社三玄舎) / 森棟 隆一 氏 (東京学芸大学附属高等学校)
- 16:35 - 16:55
- [ 質疑応答と意見交換 ]
- 16:55
- [ 閉会 ]
参加費
CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。