Special記事「2022PCカンファレンス受賞者喜びの声」を公開しました
今夏に開催された2022PCカンファレンスにおいて、分科会に投稿された優秀な論文を「論文賞」として表彰しています。また、分科会において発表を行った小中高生を対象にした「U-18研究奨励賞」も設けています。Special記事として、それぞれの受賞者のみなさんの「喜びの声」をお伝えします。ぜひご覧ください。
CIEC春季カンファレンス2020(オンライン)のお知らせ(3月16日)<br/> CIEC春季カンファレンス2020「現地開催中止」のお知らせ(3月5日)<br/&am...
2020PCカンファレンスの特設サイトがオープンしました。 http://gakkai.univcoop.or.jp/pcc/2020/ 開催日時:2020年8月18日(火)19日(水)20日(木) 開催場所:同志社大学(京...
会誌「コンピュータ&エデュケーション」Vol.47の目次と抄録を公開しました。会誌一覧のページからごらんください。
CIEC会長の若林靖永教授 (京都大学経営管理大学院経営研究センター長) が、CIEC会員を中心にユニークな研究や実践に取り組む方々をインタビューする企画。第5回を公開し...
若林靖永会長(京都大学経営管理大学院経営研究センター長)が、ユニークなCIEC会員を中心に自らインタビューを行う企画の第5回。ソーシャルメディア時代のワークスタイル...
開催趣旨 文部科学省は,変化の激しい時代において、新たな価値を創造していく力を育成するために、入学者選抜試験の方法やe-Portfolioの活用など高大接続改革を進めて...
CIEC会長の若林靖永教授(京都大学経営管理大学院経営研究センター長)がCIEC会員を中心にユニークな研究や実践に取り組む方々を自らがインタビューする企画の第4回を公開...
2019PCカンファレンス2日目の8月7日(水)、CIEC総会会場において「2019年度 CIEC学会賞 論文賞」の表彰式が行われました。CIEC学会賞論文賞は「本会の会誌に論文を発表し...
開催趣旨 オープン・エデュケーション部会では、世話人を中心にここ数年をかけて北米を中心にニューヨーク公共図書館やカリフォルニア大学などの図書館やラーニングコモ...
本会員の研究発表・交流の促進および相互研鑽に資することを目的として開催してきた「CIEC春季研究会」が10年を経過しました。そこで,これまでの研究会の実績を踏まえ...
今夏に開催された2022PCカンファレンスにおいて、分科会に投稿された優秀な論文を「論文賞」として表彰しています。また、分科会において発表を行った小中高生を対象にした「U-18研究奨励賞」も設けています。Special記事として、それぞれの受賞者のみなさんの「喜びの声」をお伝えします。ぜひご覧ください。
2022PCカンファレンス2日目の8月12日(金)に分科会表彰式が行われ、大会実行委員長の若林靖永CIEC会長理事から各賞の受賞者に対して表彰状が読み上げられました。受賞者の皆さんの「喜びの声」を、(1)論文賞 と (2)U-18研究奨励賞 に分けてお伝えします。
U-18 研究奨励賞は、昨年度から始まった高校以下の発表セッションに対する表彰です。投稿された論文12本を対象に、U-18 分科会座長を含む小中高部会世話人10名による論文審査、プレゼンテーション審査の2つの視点による厳正なる採点を経て、最優秀賞1本、優秀賞1本が選出されました。
この度は、U-18最優秀賞という名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。 地元企業で中四国大手スーパー㈱フジと総合印刷会社セキ㈱、東京にある購買ビッグデータプラットフォームを運営する㈱True Dataの3社のご協力をいただき、実際にフジの店舗で施策を行うという、高校生では滅多にできない活動をさせていただきました。
最初はデータの読み方も分からず、見当違いな考察をすることもありましたが、企業の方々や先生から沢山のアドバイスをいただいたおかげで、自分たちの中で最高の施策を考えることができました。さらに、この施策を行って実際に目標としていた「1商品あたりの単価」をあげることができた時、とても達成感を感じました。
私が、PCカンファレンスでこのような発表ができたのは、施策、分析、まとめに至るまで、様々なアドバイスをくださった㈱フジ様、セキ㈱様、㈱TrueData様や担当の先生、そして、データを読み込み、施策を考えて実施し、その結果を分析するまでを一緒に行った班員のみんなのおかげです。また、大会を運営して下さった関係者の皆様、このような機会を下さって本当にありがとうございました。
この度はこのような名誉ある賞をいただきありがとうございました。
本研究では、校内放送の聞き取りづらさを改善するため、校内放送を自動で録音・共有し、放送を再確認できるようにするシステムを開発することを目的としています。
私達は本研究でシステムの開発や運用を行ってきました。現状では運用実験の段階ですが、実際にシステムを活用していただいた先生方からは高い評価をいただくことができています。今後は生徒にも公開範囲を広げ、誰もが利用できる形にしていきたいです。
最後になりますが、大会運営をしていただきましたCIECの皆様、そして研究の指導・運用実験に協力をしていただいた千里高校の先生方には心より感謝申し上げます。この度は誠にありがとうございました。
U-18 研究奨励賞 受賞者の皆さん、おめでとうございました。
PCカンファレンス分科会の表彰は来年度も実施予定です。
たくさんの応募をお待ちしております。
2022PCカンファレンス2日目の8月12日(金)に分科会表彰式が行われ、大会実行委員長の若林靖永CIEC会長理事から各賞の受賞者に対して表彰状が読み上げられました。受賞者の皆さんの「喜びの声」を、(1)論文賞 と (2)U-18研究奨励賞 に分けてお伝えします。
最初は論文賞に輝いた皆さんの声です。論文賞は、投稿された一般・学生論文75本を対象に、全分科会座長11名と大会実行委員3名の計14名による1次選考、大会実行委員8名による2次選考という厳正な審査を経て、最優秀論文賞1本、優秀論文賞2本、学生論文賞1本が選出されました。
この度は2022PCカンファレンス最優秀論文賞にご選出いただき、誠にありがとうございました。このような賞に選出していただいたことを大変光栄に思います。ご指導いただいた先生、共著者および研究に携わってくれた方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。
私は大学院進学後からAIを使用した研究を始めたため、初めは知識不足で手につかないことが多くありました。しかし先生、先輩方の協力のおかげで徐々に知識を身につけ多くの経験を重ねることで成長し、成果を上げることができました。 AIの知識だけでなく問題を解決する能力、人に説明する能力など様々な点で成長することができ、その結果が今回の賞に繋がったのだと感じております。
論文では、大学内のコンビニ店に陳列される弁当の残数をAIによって導出し、利用者に提供するシステムを開発したことについて報告させていただきました。本研究で構築したシステムによりリアルタイムに現在の在庫状況を把握でき、利用者の昼食における店舗選択に寄与することができました。今後は頂いたご意見を参考にさせていただき、より利用者のためになるシステムの開発に努めてまいります。
改めまして、この度は大変貴重な経験をさせていただいたこと並びにこのような賞に選出していただいたこと、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
この度は、2022PCカンファレンス優秀論文賞をいただき、ありがとうございました。私は長年、自分自身もわくわくしながらコンピュータ技術の本質を体験できるような教材作りに取り組み、8年前からはそれを夏のPCカンファレンスで紹介し、温かく受け入れていただくのを励みに活動を続けてきました。 今回は、AIと人間のコラボレーションを目的として開発した「読み聞かせチャットボットのルールを記述して返答させる!」という実習が、AIの本質の理解に加えて、プログラミング学習の準備にもなるということを、論文にまとめました。
この教材の開発に協力し、体験実習を楽しんでくれた本学の学生たちと共に、この賞を受け取りたいと思います。ありがとうございました。
(吉田 智子 京都ノートルダム女子大学・教授)
京都ノートルダム女子大学の「インターネット社会論」のAIのパートのゲスト講師をするようになって数年経ちました。これまでは座学の形式で、学生の質問には丁寧に答えてきたつもりですが、シンギュラリティなどの話に触れた学生には「AIが自分の将来について不安を抱かせるイメージ」が強いようでした。そこで2021年度は、AIの仕組みそのものを学生に体験してもらう機会を用意しました。
専門的な知識に乏しい学生にも寄り添えるテーマを思案した結果、童話の読み聞かせという演出に辿り着きました。授業で学生には「人間の気持ちに寄り添うロジック」についてよく考えてもらえたと感じています。
この体験実習を2022年度以降も続けることで、教材と授業内容について更にブラッシュアップを続けたいと思います。
(藤田 昭人 プログラマー)
(写真左上から)1段目:後藤正幸さん、田尻裕さん、山下遥さん、鈴木秀男さん、2段目:守口剛さん、石垣綾さん、三川健太さん、上田雅夫さん、3段目:佐藤公俊さん、中田和秀さん、生田目崇さん、小林学さん、4段目:関庸一さん
この度は、優秀論文賞にご選出いただきまして、誠にありがとうございました。今回の論文では、データサイエンスを題材として、多大学の研究室が連携して実施するオンライン研究発表会の新しい取り組みについて報告をさせて頂きました。その中で、LMS(Learning Management System)を最大限に活用し、発表の録画を事前に共有して内容を理解し、コメント機能を用いて質問やコメントを相互に交わし、発表会当日は口頭でのディスカッションに多くの時間を費やすスタイルの研究発表会を設計し、2度の実施を通じて実証的な評価を行っています。
今回は、このようなLMSの機能を最大限に活用し、反転ゼミ形式のスタイルで実施した多大学連携型の研究会のアイディアを評価して頂きました。当初は、コロナ禍でも可能な学生達の学びを最大化する取り組みを考え始めたところからスタートしましたが、最終的にこのような成果として発表させて頂くことができ、著者一同、心から感謝しております。
この取り組みは、著者メンバーはもちろんのこと、各研究室から発表してくれた学生、TAとしてサポートしてくれた大学院生、事務局としてサポート頂いた早稲田大学データ科学センターの教職員の皆さまなど、関わって頂いた全ての方々のご協力があって実現されたものです。また、このような研究発表の場を頂けたのは、PCカンファレンスを運営して頂いている皆さま、CIECの皆さまのお陰であると考えております。この場を借りて、ご協力頂きました全ての皆様に深く感謝を申し上げます。
現在の大学生は、2年以上に渡ってコロナ禍の多大な影響を受け、様々に制約の多い大学生活を送っています。当然ながら、他大学・他研究室の学生達と関わる機会も減ってしまいましたが、何とかそのような学生達に新しい経験や人脈形成の場を提供したいとの想いで、このような取り組みを開始しました。これからもその初心を忘れず、さらにこのような多大学・多研究室を繋いだオンライン研究会の取組みを続けていきたいと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
この度は、2022PCカンファレンス学生論文賞に選出していただき誠にありがとうございます。ご指導賜りました先生方、実験に協力くださった中学校の方々、査読や選考に携わったすべての方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。
今回の論文は、GIGAスクール構想の進展に伴い全国の小中学校で導入されているChromebookを対象デバイスとした、フォニックスを学習するアプリケーションの開発とその実践調査に関する内容です。児童の発音の評価や教師へのフィードバック機能など、まだまだ課題はございますが、一歩ずつ確実に進めていきたいと思っています。
最後に、今回の学会発表におきまして、温かいコメントや激励のお言葉をいただきとても貴重な体験となりました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
論文賞受賞者の皆さん、おめでとうございました。
PCカンファレンス論文賞の表彰は来年度も実施予定です。
たくさんの論文投稿をお待ちしております。
CIECサタデーカフェは、従来の研究会と比べ、小規模でインフォーマルな研究会として小中高部会を中心に立ち上げた気軽に参加できる会です。
内容は小中高に関わる「情報教育」や「情報科学」から、「授業デザイン」や「未来への学び」までCIEC に関係するものならどのようなものでも扱います。Zoom によるオンライン開催ですので、全国どこからでも気軽に参加いただけます。
月1回、土曜日の夜に、みなさんで情報教育にまつわるいろいろな話題について気軽に考えてみませんか?
※お申込み頂いた方には、自動返信メールにてZoomURL・ID・パスワードをお知らせいたしますので、当日はそれを用いてログインをお願いいたします。
※しばらくの間ZoomURL等を固定しますので、以前参加された方はそのままお使いください。
新型コロナウイルス感染症の影響で、あらゆる学会や研究会が対面で開催されなくなって2年が過ぎました。CIECでは予定していた夏のPCカンファレンス2020もオンラインで開催されるなど、新しい様式での学会や研究会を開催してきているところです。小中高部会でも毎年約3回ほど研究会を行ってきましたが、昨年度は開催方法等を世話人で議論し、なんとかオンラインで2回行いました。
対面の良さを味わえない研究会に落胆している中、逆にオンラインだからこその発見もありました。なかでも日本全国幅広く多くの方々に気軽にご参加いただけることは大きな発見でした。オンラインだとその場でリアルタイムに全国の方とつながることができることを実感できました。
そこで、通常の研究会ほどフォーマルではない気軽に参加できる会をオンラインで開催してみてはどうかという話になり、今回サタデーカフェの開催に至りました。サタデーカフェの概要は次の通りです。
第16回目は2022年10月15日(土)20時から、オンライン(Zoom)にて開催予定です。ZoomのIDやパスコードなどは申し込み時に自動返信される確認メールに記載されています。発表プログラムおよび参加申し込み方法は、告知ページでご確認ください。
会員・非会員を問わず、多数のみなさまのご参加をお待ちしております。
第16回
テーマ:文部科学省の教育データ標準について
開催日:2022年10月15日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:横濱 友一 氏(学校法人聖徳学園)
第15回
テーマ:Googleの宿題機能は学力を低下させるか ~真の学力とは何か~
開催日:2022年9月10日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:吉田 賢史 氏(早稲田大学高等学院)
第14回
テーマ:教育用データの取得とその効果的な活用について~「主体的に学習に取り組む態度」を中心に据えて~
開催日:2022年7月16日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:紺谷 正樹 氏(群馬大学)
第13回
テーマ:情報科 新カリキュラムについて
開催日:2022年6月18日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:柴田 直美 氏(日本女子大学附属高等学校)
第12回
テーマ:GIGAスクール構想の現場より/GIGAスクール構想の現状と課題・今後について
開催日:2022年5月21日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:大橋 剛 氏(札幌市立大谷地小学校)
第11回
テーマ:デマ・フェイクニュース・ディスインフォメーションそしてネタ
開催日:2022年4月16日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:山田 夕子 氏(社会医療法人愛仁会)
第10回
テーマ:ICTの3文字の中で大切なのはどれでしょうか?
開催日:2022年2月19日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:伊藤 正徳 氏(聖徳学園中学高等学校校長)
第9回
テーマ:町の高校生が考える地域の魅力化
開催日:2022年1月15日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:石谷 正 氏(北海道霧多布高等学校)
第8回
テーマ:学校教育でのクリティカルシンキング 教科教育、生活指導、プロジェクト(総合)
開催日:2021年12月18日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:若林 靖永 氏 (CIEC会長、京都大学経営管理大学院経営研究センター長)
第7回
テーマ:プログラミング教育における、はじめの一歩~子どもたちの現在と未来を考えた教師の可能性~
開催日:2021年11月20日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:慶徳 大介 氏 (3rdschool)
第6回
テーマ:主婦と変人が創り出す新たな学びとは
開催日:2021年10月16日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:河口 紅 氏(NPO法人さんぴぃす理事長、兵庫県立大学非常勤講師),大脇 巧己 氏(NPO法人さんぴぃす事務局長)
第5回
テーマ:高校生が「海女」の魅力をVR映像を制作・発信するまで
開催日:2021年9月18日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:黒田 昌志 氏(三重県立鳥羽高等学校教諭),水野 拓宏 氏(㈱アルファコード代表取締役CEO兼CTO)
第4回
テーマ:小学校におけるプログラミング教育の取り組み ~高校情報Iへどうつなげるか~
開催日:2021年7月17日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:森棟 隆一 氏(白百合学園中学高等学校),壁谷 祐亮 氏(白百合学園小学校)
第3回
テーマ:公立高校でのGIGAスクール構想実現への取り組み
開催日:2021年6月19日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:高瀬 敏樹 氏(市立札幌旭丘高等学校)
第2回
テーマ:BYODへの長い道のり
開催日:2021年5月15日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:吉田 賢史 氏(早稲田大学高等学院)
第1回
テーマ:公立高校でのGIGAスクール構想実現への取り組み
開催日:2021年4月17日(土) 20:00 - 21:00
話題提供者:平田 義隆 氏(京都女子中学校高等学校)