数理・データサイエンス・AI教育研究部会とは

本研究部会では、近年、初等中等および高等教育で急速に導入されている数理・データサイエンス・AI教育 (MDASH) について、解決すべき課題の共有を行い、新たな教育方法や教材を検討することなどに取り組んでいます。

主な活動は年に数回の研究会での情報提供や情報共有、また学会の年次大会であるPCカンファレンスにおいても他の研究部会と連携してセミナー等を行う予定です。

活動目的・内容

数理・データサイエンス・AI教育 (MDASH) については、近年、その必要性が急速に高まっており、高等教育においては、すべての学生に対して身に付けるべき知識・技能と位置付けられています。多くの大学ではすべての在学生を対象としてリテラシーレベルのMDASHプログラムを開講しています。また初等中等教育においても、新学習指導要領では小学校1年次~高等学校1年次までデータ分析に関わる内容が必修として配置されています。このように急速に進んでいるMDASHではありますが、教員の知識・理解不足や未経験、指導方法の未確立など解決すべき課題も多く残っています。このような状況を踏まえ、本研究部会では、MDASHの課題や様々な取り組みを共有し、新たな教育方法や教材を検討することなどに取り組むことを目的とし、活動しています。

初等中等教育における数理・データサイエンス・AI教育 (MDASH)

初等中等教育に学習指導要領における数理・データサイエンス・AI教育 (MDASH) について、解決すべき課題やその解決法としての授業事例や教材開発の研究を行っています。またマルチカリキュラムや国外のカリキュラム等にも触れていきます。

高等教育における数理・データサイエンス・AI教育 (MDASH)

高等教育における数理・データサイエンス・AI教育 (MDASH) について、大学などの高等教育機関における文理を問わないカリキュラムやリカレント教育などにおける授業事例、教材開発などを研究しています。また企業における研修などの社会人教育や社会における期待されるデータサイエンスに関する知識・技能についても情報共有していきます。

活動記録

2023 年度シンポジウム―データサイエンス教育における生成 AI の利活用と今後の展開―

  • 日時:2024 年 3 月 25 日(月)15:00-17:00
  • 場所:大学生協杉並会館(B1F、103 会議室)およびオンライン(zoom)
  • 形式:ハイブリッド形式

2023PCカンファレンス セミナー「初等中等教育におけるデータサイエンス

  • 企画:MDASH部会・小中高部会
  • 日時:2023 年 8 月 19 日(土)14:15-15:55
  • 場所:つくば国際会議場(2023PCカンファレンス 会場)

問い合わせ窓口

部会代表:竹内光悦 (takeuchi-akinobuあっとまーくjissen.ac.jp) [あっとまーくは @ にしてください]

  • 数理・データサイエンス・AI教育研究部会に関する問い合わせについては、このメールアドレスにてご連絡ください。

世話人名簿 (2023.4現在)

  • 中村 泰之 (名古屋大学)
  • 宿久 洋 (同志社大学)
  • 輿治 文子 (東京理科大学)
  • 武沢 護 (早稲田大学大学院教育研究科・高等学院)
  • 吉田 賢史 (早稲田大学高等学院)
  • 菅谷 克行 (茨城大学)
  • 寺尾 敦 (青山学院大学)
  • 竹内 光悦 (実践女子大学)
  • 大橋 真也 (順天堂大学)
  • 平田 義隆 (京都女子高等学校)
  • 樋口 三郎 (龍谷大学)
  • 篠田 有史 (甲南大学)
  • 末永 勝征 (鹿児島純心女子短期大学)

※CIEC担当副会長: 中村 泰之 (名古屋大学)