概要

タイトル 教育とコンピュータの次の関係を探索する
日時 2007年3月30日(金) 13:00 -
会場 秋葉原クロスフィールド ダイビル2Fコンベンションホール
主催 CIEC (コンピュータ利用教育協議会)
後援 文部科学省、日本教育新聞社
参加費 無料 (記念行事と懇親会に参加される方は2,000円)

呼びかけ

CIECは1996年に誕生し、コンピュータ、ネットワークの進化をいかに教育=学習の革新につなげるか、活動をすすめてきました。 本シンポジウムでは、CIECのこれまでの10年の歩みを総括し、その学会・教育界に果たした貢献を整理すると共に、次の10年への方向性を検討し、問題提起と課題設定を行うことを目的に開催します。

CIEC会員のみなさまと一緒に10周年をお祝いしたいと思いますのでぜひご参加下さい。また、非会員の方々もともに、これからのコンピュータを活用した新しい教育イノベーションについて考えたいと思いますのでお気軽にご参加くださるようお願い申し上げます。

内容

【総合司会】 矢部 正之 CIEC副会長

13:00 - 13:10
【挨拶】 佐伯 胖 CIEC会長 (青山学院大学教授)
13:10 - 13:30
【祝辞】
原山 優子 様 (総合科学技術会議 東北大学大学院工学研究科教授)
文部科学省 様
赤堀 侃司 様 (日本教育工学会 東京工業大学教授)
アップルコンピュータ株式会社 様
和田 寿昭 様 (全国大学生活協同組合連合会 専務理事)

プログラム (敬称略)

13:30 - 14:00
【基調講演】 「コンピュータと教育を再考する」
佐伯 胖 (CIEC会長:青山学院大学文学部教授)
14:00 - 14:30
【特別講演】 「簡易アニメ制作による創造性教育」
安田 浩 (東京大学国際・産学共同研究センター教授)
14:30 - 14:45
* コメント:佐伯 胖、妹尾 堅一郎
14:45 - 15:00
コーヒーブレイク
15:00 - 17:00
【パネルディスカッション】 「次世代教育イノベーション:おもしろ学びの次の姿を思い描く」
美馬 のゆり (はこだて未来大学教授)
苅宿 俊文 (大東文化大学助教授)
妹尾 堅一郎 (CIEC副会長:東京大学先端科学技術研究センター教授)
(モデレータ) 若林 靖永 (CIEC副会長:京都大学経営管理大学院教授)
【展示@ホワイエ】CIEC10年の歩み(パネル)
コンピュータ利用教育の進展に果たしたCIECの貢献
17:30 - 19:30
【記念行事】(会費2,000円)
「CIEC 10年の歩み」矢部 正之 CIEC副会長
「CIEC 10年功労賞」授与式
会場で引き続き立食パーティ

開催趣旨

近年、教育現場では学校評価や授業評価など、各種の場面で評価の必要性が強調されています。しかし計画的な実験や調査とは異なり、学校の実践やその成果物は必ずしも明確な目的・計画のもとに実施されているとは限りません。

このような必ずしも計画的に設計されていない事象の評価を行うために、多様でかつ複雑なデータからどのような知見を得るかというマイニングの技術や定量的な評価の手法が、教育現場でも必要となってきていると考えています。

本研究会では、実践研究における定量的な評価の方策について、事例報告・意見交換を行い、併せてJMPという統計分析ソフトウェアによるワークショップを通して、マイニング、定量的評価の手法を学習します。

内容

 9:30 -
受付開始・ソフトウェアのインストール
10:00 - 10:50

[ 報告1 ]
児童・生徒の心の発達とメディア環境等との関連に関する研究
東京都教職員研修センター共同研究
松波 紀幸 氏 (八王子市立清水小学校 教諭)

11:00 - 11:50

[ 報告2 ]
必ずしも明確な目的・計画の下に取られていない(大量・複雑な)調査データからの知識発見 -CIEC情報アンケートを元に-」(仮題)
宿久 洋 氏 (同志社大学文化情報学部 助教授)

12:00 - 13:00
昼食・休憩
13:00 - 16:00

[ ワークショップ ]
統計解析ソフトJMPを用いたデータ分析の基礎
竹中 京子 氏 (SAS Institute Japan株式会社 JMPジャパン事業部)

16:00 - 16:50
討論・質疑

統計分析等に関心のある方でしたらどなたでもご参加いただけます。 午後は実際に JMP の試用版をインストールして実習を行います。ご自分の PC を持参してください。(要CD-ROMドライブ)

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

CIEC カンファレンス委員会では、今まで本学会の主テーマ「教育・研究へのコンピュータ利用の在り方と可能性を考える」を中心軸として研究会を開催して参りました。

その意味でも、今回はそのような教育・研究を推進していくためにも考えなければならない、いわゆる高度情報化社会・ユビキタス社会における「情報倫理」について、どのような教育実践を行うか、あるいはネットワーク社会ではどのような「情報倫理」が求められるのか、新たな視点を求めて、皆さんとご一緒に議論し考えたいと存じます。

ご興味のある方のご参加を、お待ちしております。

内容

13:30 - 14:30
[ 講演 ] 大学での情報教育と情報倫理教育
岡部成玄 氏 (北海道大学)
14:30 - 14:40
休憩
14:40 - 15:40
[ 講演 ] ネット社会の市民として求められる情報倫理
夏井高人 氏 (明治大学法学部教授・弁護士)
15:40 - 16:00
休憩
16:00 - 17:00
全体での質疑応答を含む意見交換

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

学習者がいつでもどこでも音声教材をダウンロードし、パソコンはもちろん、携帯端末上でも閲覧できる Podcast サービスが急速に普及しつつあります。音声を作成・編集するためのツールやブログサーバに Podcast (音声添付・配信) 機能を付加するためのプラグインも徐々にインターネット上で無料公開され、教材開発に必要な環境が整ってきました。

今回の研究会では、まず、Podcast の仕組みとサイト立ち上げの手続きを基礎から学習し、従来のオンデマンド型教材配信との違いを理解していただきます。その後、参加者各自で実際に音声録音・編集を行ったり、ブログサイトへの登録を試みていただくことにより、この新しい教育メディアの可能性について考えるきっかけを提供します。

内容

10:00 - 11:00
[ 講演および実演 ] Podcast サイトを立ち上げる - 基礎と応用
11:00 - 12:30
[ 体験学習 ] Podcast の教育利用について
12:30 - 13:00
質疑応答

司会:外国語教育研究部会世話人 吉田晴世 (大阪教育大学)

備考

今回の研究会は、2006九州PC カンファレンス (於:熊本大学) との同時開催となるため、同プログラム1日目午後の全体会と重ならないよう、午前中に実施します。参加される方は、無線 LAN 対応のノート PC をご持参ください。また、iPod をすでにお持ちの方は、合わせてご持参ください。

参加費

無料 (どなたでもご参加いただけます)。