2014PCカンファレンス
2014年度のPCカンファレンスは、2014年8月8日 (金) 〜 10日 (日) の日程で、札幌学院大学にて開催されます。
テーマは「『地方』教育の未来を創る」です。
詳しくは、2014 PCカンファレンス 特設サイト をごらんください。
2014年度のPCカンファレンスは、2014年8月8日 (金) 〜 10日 (日) の日程で、札幌学院大学にて開催されます。
テーマは「『地方』教育の未来を創る」です。
詳しくは、2014 PCカンファレンス 特設サイト をごらんください。
文部科学省は、「教育の情報化ビジョン」(2013年4月18日)において、指導者用デジタル教科書は学校が容易に入手できるようにすること、学習者用デジタル教科書は開発を促進するように求めています。そして、児童・生徒一人一人の学習ニーズに対応し、学習履歴の把握・共有等を可能とするような環境が実現するための実証研究を進めていくように促しています。近い将来、初等・中等教育で本格的なデジタル教科書時代の到来が予想されるなか、教員がデジタル教科書を使った実践で求められることは、LMS等の環境を使ったインタラクティブなコンテンツ作りであると想定できます。
本研究会は、講演でiBooks AuthorやiBooksの概要、HTMLウィジェットのサンプルやiBooksによる「マルチタッチブック」などを紹介し、新たな教育の可能性を考えてみます。その後、参加者はインタラクティブなデジタルハンドアウトを体験し、デジタル教科書時代のコンテンツ作りに関する課題や問題点について意見交換する予定です。
なお、この研究会は、東京学芸大学附属高等学校にご協力いただき、設備・機器を利用させていただきます。ご参加いただく際に、Mac等の機器をご準備いただく必要はありません。
2010年1月にApple社が教育向けスペシャルイベントで発表したiBooks Authorは,同社が「マルチタッチブック」と呼ぶ電子書籍を作成するための開発した,OS X用のフリーウェアである。専門知識を必要とせず,誰もがワープロ感覚で手軽に電子書籍を生成できるこのソフトウェアの完成度は,現時点で比類無きものである。また,iBooks Authorで生成されるマルチタッチブックはオンラインストアiBookstoreを通じて販売することも可能である。つまり,教員が作成した電子教材がオンライン販売できるのである。既に欧米ではマルチタッチブックによる電子教科書や電子教材が流通している。本講演では,マルチタッチブックの特徴やそれを補うWebサービスなどの紹介を通じ,反転授業など電子教科書を利用した新たな教育の可能性を考えてみる。
CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。
日本の電子書籍市場は、欧米より数年遅れていると言われています。その中で2012年度は日本の「電子書籍元年」とされ、市場規模も拡大してきました。2013年は、アマゾンが電子書店を開設し米アップルも販売を開始するなど、日本でも電子書籍が本格的な普及期を迎えています。
これからの電子書籍時代に対応するため、CIEC国際活動委員会は、5月27日から6月1日にかけてサンフランシスコの企業や施設を訪問し、アメリカ合衆国における電子書籍の活用状況について視察を実施いたします。この研究会の前半は、米国視察に参加した方々からの報告とこれからの電子書籍時代の学校教育について意見交換する予定です。後半は、小中高で整いつつあるデジタル教科書を取り上げます。ここでは、東京書籍の長谷部氏より初等中等教育でのデジタル教科書の現状などを講演いただくとともに、実物のデジタル教科書を見ながら参加者と今後のデジタル教科書のあり方などを検討するつもりです。
この研究会は、小中高部会・国際活動委員会の共催で実施します。電子書籍の最新事情や将来のデジタル教科書時代の初等中等教育に興味のある方どなたでも参加いただけます。皆様とともに、電子書籍やデジタル教科書の未来について意見交換できることを望んでおります。
なお、2013PCCでは、CIEC国際活動委員会が「電子書籍の未来構図を語る」というシンポジウムを開催する予定です。
CIEC 会員は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。
CIEC研究委員会では、今年度も、学びとコンピュータやネットワークの利用に関する様々な分野から、教育や研究の幅広い成果を募集し、査読付発表論文集「CIEC研究会論文誌 Vol.4」を発刊するとともに、採録された論文の研究発表を「CIEC春季研究会2013」において行います。
ここでは、会員の専門性に対する要望を取り入れながら、会員相互の研究交流を促進する場として、魅力的な研究会づくりを目指しております。あらゆる分野の人々が、学びとコンピュータやネットワーク利用の在り方とその可能性を考え、研究発表や実践事例の成果を聞くとともに議論に参加していただければと考えております。会員のみなさまの積極的な参加をお待ちしております。
協調スクリプトによる協調学習活性化のための CSCL の開発と評価
安藤公彦(東京工科大学)・松永信介(同)/稲葉竹俊(東京工科大学大学院)
高校生のフィッシング詐欺に対する情報セキュリティ意識に関する考察
増山一光(情報セキュリティ大学院大学・県立神奈川総合産業高等学校)/佐藤直(情報セキュリティ大学院大学)
画像処理を用いた簡便な双方向授業システム
増田和朗(金沢工業大学)・鎌田洋(同)
コンピュータ画像処理を用いた色彩デザイン学習システム
鎌田洋(金沢工業大学)
PC 利活用が高齢者の心理的側面および QOL に与える影響
‐インターネット調査を基に‐
河野賢一(東北大学大学院)・落合純(同)・和田裕一(同)
発達障がいを併せ有する聴覚障がい児童向け学習支援モデルの構築
松永信介(東京工科大学)/稲葉竹俊(東京工科大学大学院)/山田萌香(株式会社 日立システムズ)
潜在ランク理論に基づく分散処理によるコンピュータ適応型テストの開発
‐Moodle プラグインとしての実装と評価‐
秋山實(東北大学大学院)
携帯電話に対応するCMS の講義授業での運用
‐NetCommons の feature phone 対応を中心に‐
神田明延(首都大学東京)
紙媒体と電子媒体における「読み」の比較
‐高校現代文の読解問題を用いた実験より‐
中嶋彩菜(茨城大学大学院)/菅谷克行(茨城大学)
シミュレータ開発を題材にしたエンジニアリングデザイン教育
堀桂太郎(明石工業高等専門学校)/浅川毅(東海大学)
EFL 学習者への授業内個別助言の可能性
‐コンピュータテストタイプによる説明力の異なり‐
倉本充子(広島国際大学)/西田晴美(東京農業大学)/釣井千恵(関西学院大学)/越智徹(広島国際大学)
「四則混合計算」を習得するための“iCard”ソフトの開発
大岩幸太郎(大分大学)・吉田瞬太郎(同)
ソフトスキル熟達者の信念を構造化するプロセスの開発
八木龍平(株式会社富士通研究所)
市民ボランティアが実施している IT 講座の品質維持に会員サイトの WBTe‐Learning を利用した学習方法
田中良一(川口情報ボランティアの会)/Nishantha, Giguruwa, G.D.(立命館アジア太平洋大学)/浅川毅(東海大学)/佐賀大学(林田行雄)
日本語の既存コンテンツを有効活用した留学生支援のための e-learning システム
巽ゆかり(北海道大学大学院)・篠原潤一(同)・徳田浩平(同)・角井博則(同)
韓国の小学3年生の英語の教科書に付随したデジタル教材「ELEMENTARY SCHOOL ENGLISH3 e-教科書」の分析 ‐「Hi, friends!1」との比較‐
カレイラ松崎順子(東京経済大学)/執行智子(新宿区立小学校外国語活動コーディネーター)
CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。
CIEC 研究会論文誌 Vol.4:2500円(税込)(当日限定価格)
タブレット端末の出現により、デジタル教科書の動きが進み出した。今までも初等中等教育におけるデジタル教科書はあったが、それは電子黒板や大型のモニターに教師がPCから投影しておこなう、いわば一斉授業形式で行うものであった。
しかし、アップル社のiPadが発売されてから、世の中の傾向は徐々にPCからタブレット端末に移行しつつある。教育の現場においても、一斉授業型のデジタル教科書から児童・生徒ひとりひとりがもてるようなタブレット型のデジタル教科書に変わりつつある。また、教師や生徒自らデジタル教科書を作成・編集するツールである「iBooks Author」がアップルから無料でダウンロードでき、お金をかけずに授業で活用できるようになった。
今回は、来春に生徒向けに発売を予定している教科書会社からiPad向けデジタル教科書の開発コンセプトや活用方法など実際の状況を聞き、後半では全国大学生活協同組合連合会から大学が考える電子書籍等について、今後の展望などを含めた内容で講演をしていただく予定である。
CIEC 会員及び学生は無料、その他の方は500円となっています (どなたでもご参加いただけます)。