開催趣旨

今や iPod はデジタル音楽デバイスの範囲を超え、教育やスポーツ、美術館など幅広い生活環境で応用され始めています。iPod に音声や動画像を入れて携帯する Podcast も色々な分野で利用されています。

「CIEC北海道支部第2回研究会」では、日頃 iPod を教育現場でご利用されている講師の方々をお招きし、現場における活用のあれこれを伺います。さらに、アップルジャパン社による Mac を使ったハンズオンワークショップを行います。このワークショップを通じ、初心者でも簡単に Podcast コンテンツが作れることを体験していただけます。

今回の研究会が、教育教材の配信に関心のある方々と意見交換できるきっかけになれば幸いです。ぜひ、ご参加ください。

プログラム

午前の部

9:40
受付開始
10:20 - 12:00
[ 講演 ]

Learn Anytime! Anywhere!
坂本 憲志 氏 (アップルジャパン株式会社 東日本営業部長)

日本語コースにおける iPod 活用の実践報告
遠藤 仁美 氏(Associate Professor of the Practice / Japanese Program Coordinator, Duke University)

開かれた学校を目指して - iPod の活用を探りながら -
佐藤 祈 氏(三笠市立新幌内小学校 教頭)

午後の部

13:10 - 13:30
[ 講演 ]

学校環境で Podcast コンテンツを速やかに配信する
曽我 聰起 氏(北海道文教大学)

13:30 - 15:40
[ ワークショップ ]

Mac で作る Podcast 入門
アップルジャパン株式会社

ワークショップでは Mac を準備し、実際に Mac を使いながら Podcast コンテンツの作り方を体験します。なお、貸し出しできる Mac の台数に限りがあります。先着15名様となります。ただし、下記の仕様に適応する Mac をお持ちの方は、ご持参の上ワークショップにご参加いただけます。本ワークショップは見学だけの参加も可能です。

【ワークショップに持ち込み可能なMacの仕様】

  • OS:Mac OS X 10.4以降
  • アプリケーション: iLife'08

参加費

CIEC 会員は無料 (当日会場での入会申し込みにも適用されます)、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

昨今の学校教育においては、多くの問題が複雑・多様化し、それと並行して人びとの孤立化も進んでいるように思われます。教育現場では、時には、生徒・学生も教師も父母も自分の力だけでは乗り切れない問題を抱えることがあります。また、教師自身ができる範囲にも限界があり、このような状況のもとでは、面接相談ではない電子メールを用いた相談が有効な方法の一つとなっています。しかし、電子メールがもつ特徴的な性質から、その限界も考えて対応する必要があります。専門の相談員ではない一般の教員であっても、電子メールによる教育相談の現状を知り、「どのように対応し」、「どこまで対応できるのか」を理解することが重要となります。また、悩みの相談に限らず、いわゆるカウンセリングマインドは、一般の教育技法の中にも活かされるのではないかと考え、この研究会を企画しました。

プログラム

13:00 - 13:05
[ 講師紹介 ]
13:05 - 15:00
[ 講演 ]

学校教育における、電子メールによる教育相談
田村 毅 氏 (東京学芸大学教授)

(14:00 - 14:15 途中休憩)

15:00 - 15:30
[ 質疑応答と意見交換 ]

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

小中高部会の主催する研究会は、本年度、2008PCカンファレンスのテーマ「創発する学び」と関連させて実施していくことになりました。このたびは、3月実施した第73回研究会のテーマ「教える授業から、学ばせる授業へ」に続き、「創発する学び」をより具体的な授業実践につなげたいと考えています。そこで、多様化する学習者に対応し他の人と協力しながら学ぶことを実践・指導してこられた西之園先生 (NPO法人学習開発研究所代表) をお招きし「協調自立学習」について講演していただきます。その後、参加者によるチーム学習の体験とあわせて、この研究会がお互い学びあいながら「創発」にむかう場になることを目指しています。

>>> NPO法人 学習開発研究所

プログラム

13:00 - 14:30
[ 講演 ]

なぜ協調自律学習は必要か -変動社会における生涯学習の実現を目指して-
西之園 晴夫 氏 (NPO法人 学習開発研究所 代表)

14:30 - 14:40
[ 質疑応答 ]
14:40 - 15:00
休憩
15:00 - 15:40
[ チーム学習を体験と意見交換 ]

講師:齊尾 恭子 氏 (大阪国際大和田高等学校、関西大学心理学研究科)

支援:望月 紫帆 氏 (NPO法人 学習開発研究所 所員)

(参加者が生徒となってチーム学習を体験するワークショップを実施します。)

15:40 - 16:00
休憩
16:00 - 17:00
[ 質疑応答と意見交換 ]

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。


開催趣旨

今回の研究会は、昨年度に引き続き、会員各自が開発した e-learning システム、教材の内容などをポスターセッションのスタイルで発表していただくものです。前回のポスター発表と異なる部分は、英語のみならず、他の外国語も含めた多言語学習コンテンツを開発対象としている点で、各ブースを訪れる参加者に、開発した教材のデモンストレーションなどを行います。さらに、メーカーからのプレゼンテーションも行い、会員相互の最新技術情報交換の機会を提供します。

プログラム

13:00
[ 司会者挨拶 ] 野澤 和典 (立命館大学)
13:10 - 14:40
[ ポスターセッション (その1) ]

アバター・チャットを利用した Immersive Learning の可能性
松田 憲 氏 (立命館大学)

「振り返り」と「気づき」の場としての LMS -ドイツ語教育の現場から-
境 一三 氏 (慶応大学)

アップルが提供する m-learning 環境
坂本 憲志 氏 (アップルジャパン)

14:40 - 15:30
休憩・アップル新製品ハンズオン
15:30 - 17:00
[ ポスターセッション (その2) ]

iPod & Podcast で中国語
清原 文代 氏 (大阪府立大学)

多言語 e-learning 教材の開発
三枝 裕美 氏 (長崎外国語大学)

授業と連動した e-Learning の実践と検証
山崎 吉朗 氏 (日本私学教育研究所)

17:00
終了
17:00 - 19:00
懇親会

参加費

CIEC 会員は無料、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。

* 懇親会費 (2,000円) は別途当日受付にてお支払いください。


開催趣旨

CIEC北海道地区大会「PCカンファレンス北海道」も、皆様に支えられながら毎年秋の開催を継続することができました。その間にも、CIEC (コンピュータ利用教育協議会) を取り巻く環境は変化を続け、インターネットの普及、eラーニング研究の進展などにより、物理空間上の近接さには縛られない形での学習コミュニティ形成が容易になりました。しかし、義務教育段階の子どもなど、地域社会が担うべき役割は確実に存在しています。

そこで今回の研究会では、マイコン黎明期から中学技術科でコンピュータを取り扱ってこられた堀田氏をお招きし、中学校における情報関係の教育はここ数十年どの様に変化してきたのかをご講演いただき、また、携帯電話を用いた授業形態など、教育とコンピュータの新しい関係を研究なされている安藤氏にもご講演いただき、北海道における情報教育の今後について参加者一同で議論したいと考えています。

併せて、情報技術をめぐって出版される書籍に関する動向を日経 BP ソフトプレス 社の瀬川氏、濱田氏よりご講演いただき、書籍の展示も含めて情報交換の場を設けます。

慶應義塾大学 (SFC) で開催される PCカンファレンス 2008 のテーマは「創発する学び」となっています。支部設立を機に、北海道でも更なる「創発」が起こるよう、多数の参加をお待ちしています。

プログラム

午前の部

10:30
受付開始
11:00 - 12:00
[ 講演 ]

情報技術に関する出版業界の動向
瀬川 弘司 氏(日経 BP ソフトプレス 社長)
濱田 勝一 氏 (日経 BP ソフトプレス テキスト開発委員長)

午後の部

14:00 - 14:10

CIEC北海道支部設立にあたって
森 夏節 氏 (CIEC北海道支部長 / 酪農学園大学)

14:10 - 15:40
[ 講演 ]

中学情報関連教育の今までとこれから
堀田 隆史 氏 (札幌市立八軒東中学校 教頭)
安藤 明伸 氏 (宮城教育大学教育学部 准教授 [技術科教育])

15:50 - 17:00
参加者全員で意見交換

参加費

CIEC 会員は無料 (当日会場での入会申し込みにも適用されます)、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。