電子書籍・電子テキストはこれまでのPCカンファレンスでもたびたび議題にのぼり、CIECの会誌『Computer & Education』にも取り上げられてきた重要テーマの一つです。
しかしながら、成功事例として紹介されるもののほとんどは海外のケースであり、日本国内での普及への懸念から、テキスト採用に二の足を踏んでいる先生方も多いのではないでしょうか。
第2回となる今回のSpecialでは、まだ黎明期ともいえる国内の先駆的事例として、(株)大学生協事業センターの「VarsityWave eBooks専門書学習ビューア」を英語のリスニング授業に活用し、明示的な成果を挙げた、広島修道大学でのケースをインタビュー形式で紹介します。
インタビューでは「単に紙をデジタルに替えただけ」ではない電子テキストの特長、すなわち本質的な付加価値について具体的な事例が紹介されています。外国語教育に携わる先生方はもちろん、電子テキスト導入を検討中の皆さん全員にとって有益な情報です。是非ご一読ください。
広島修道大学 針持和郎 (写真:左)
(聞き手: 産業能率大学 小野田哲弥)
VarsityWave eBooks
株式会社大学生協事業センターが運営する専門書を中心に販売する電子書籍ショッピングサイトです。PC(Windows)やスマートフォン(Android、iOS)など多くの端末に対応しています。
VarsityWaveではポイントして辞書が起動、意味などが表示される。
2015PCカンファレンス(富山大学)ポスター発表で説明中の針持氏