開催概要

テーマ プログラミング的思考を教科にどう落とし込むか〜授業に活かすプログラミング脳を育むロボットプログラミング〜
開催日 2019年6月09日(日) 10:30 - 12:30
会場名 甲南大学 岡本キャンパス 5号館 2階 523教室
〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区岡本8丁目9−1
共催 小中高部会
講師 尾池 佳子 氏(八王子市立下柚木小学校主幹教諭)
報告書(PDFファイル) CIEC第118回研究会の報告PDF ファイルサイズ 2422206kB

開催趣旨

 新学習指導要領における小学校プログラミング教育の全面実施に向けて、平成30年3月に「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」が、11月に(第二版)が、文部科学省により作成され,実施に向けて模索が始まっている。小学校におけるプログラミング教育は,プログラミング教育を通じて,児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりすることは考えられるが、それ自体をねらいとはせず、以下のような展開においてプログラミング的思考を育むことをねらいとしている。
A 学習指導要領に例示されている単元等で実施するもの
B 学習指導要領に例示されてはいないか、学習指導要領に示される各教科等の内容を指導する中て実施するもの
C 教育課程内で各教科等とは別に実施するもの
D クラフ活動なと、特定の児童を対象として、教育課程内で実施するもの

 CIECでは,第111回研究会において,Chibi:bit(BBC Micro:bit)を使って考えるプログラミング教育~英国で100万人の子どもに無料配布される教材をどう使うか~をテーマに、コーディングとは異なるプログラミング教育に関するワークショップを実施した。また,第114回研究会では,「プログラミング的思考をどのように育むか 〜 育むべきスキルは何か・教員に求められるスキルは何か 〜」というテーマで,PCC北海道2018では,教育ワールド・カフェにおいてプログラミング教育について議論してきた。

 今回の研究会では、神戸市の甲南小学校の協力を得て、八王子市立下柚木小学校主幹教諭の尾池佳子先生に(Scratchのようなブロックプログラミングとは異なる)プログラミング的思考を育む図工の模擬授業をおこなっていただく。模擬授業では、プログラミング脳を育むためのクルマ型のロボットPETS用いる。PETS(ペッツ)は、いろいろな方向のブロックを背中に挿し込み、命令された通りに動くプログラミング学習用の車型ロボットである。授業内での児童の活動を見学いただき、プログラミング的思考を育む授業について議論したい。

 このPETSを使って、仲間と考えや発想を共有しながら課題を解決するプログラミング体験は,これからの社会で生き抜くための知恵を得るスキルにつながると考えられます。プログラミング的思考を育む授業に関心を持たれている教員志望の大学生、教員、保護者の方、企業の方のご参加をお待ちしております。

対象・人数

参加人数:約40名

資料


プログラム

10:00 - 10:20
【 受付 】
10:20 - 10:30
【 開会の挨拶 】
10:30 - 11:20
【 模擬授業 】 PETSを使った図工の授業
講師:尾池 佳子 氏
   八王子市立下柚木小学校主幹教諭
11:20 - 11:30
【 休憩 】
11:50 - 12:20
【 ディスカッション 】
12:20 - 12:30
【 閉会の挨拶 】

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