開催概要

テーマ 「情報技術と講義設計 - e-learning をどう活用 するか -
開催日 2009年7月25日(土) 10:00 - 12:30
会場名 札幌学院大学社会連携センター 札幌市中央区大通西6丁目 (南大通) 札幌学院大学社会連携センタービル

開催趣旨

大学においてe-learningも含めた情報技術を生かした講義設計がどのように行われているか、北海道内の大学における実践例を紹介し、大学はもとより中高の講義における活用の可能性も含めて今後の方向性を議論する機会とする。

プログラム

9:30
受付開始
10:00 - 10:30
[ 講演 ]

自立型eラーニングの構築
川名 典人 氏 (札幌国際大学)

概要) ネット上でeラーニングによる学習支援を導入しようと考える時、多くの人が直面する問題は、「どのようにしてコンテンツをeラーニング用に変換するか」、「作成したコンテンツを、費用をかけず、どこに保存するか」、「学習支援サイトをどのようにして簡単に構築するか」である。本研究では、StarQuizというeラーニング作成ソフト とブログを利用した参加型学習コミュニティサイト運営の事例から、このような問題の解決法を考察する。

10:30 - 11:00
[ 講演 ]

自動採点ツールを用いたコンピュータリテラシー教育 - 学生の自学自習を促す試み -
石川 千温 氏 (札幌学院大学)

概要) 札幌学院大学においてコンピュータリテラシー教育用に開発した自動採点ツールは、多人数講義における演習課題の採点の効率化だけでなく、学生の自学自習を促進する効果も確認されている。このツールは道内の複数の高校においても、高大連携の取組みの一環として数年前から導入され、その効果が報告されている。本報告ではツールの概要と、その自学自習効果について紹介する。

11:00 - 11:30
[ 講演 ]

教育支援システムNESSを用いた大学における一般情報処理教育の例と入学生のスキル傾向について
曽我 聡起 氏 (北海道文教大学)

概要) 過去数年、本学では専任教員2名により全学部・全学科 (2学部、7学科) を対象にノア出版のNESS (Noa Education Support System) を利用した一般情報処理教育を行っている。NESS のコンテンツは全てノア出版により作成されるため、担当教員の負担が少ない。また、NESSのスキルテストなどのツールを利用したデータから大学入学生の情報機器操作に関するスキルの傾向が明らかになってきた。今回は、NESS を利用した実践事例の紹介と入学生のスキル傾向について報告する。

11:45 - 12:00
[ 企業プレゼンテーション ]

情報活用力 -社会で役立つ実践力を身につける-
原田 ゆかり 氏 (株式会社ワークアカデミー noa出版)

概要) 大学全入時代と言われている昨今、学生の学力低下や質の変化が問題視されている。弊社もその問題に着目し、「情報活用力こそが今後の人材育成の核であり、コンピュータの利用によって情報活用能力が高まる」という考えをもとに、教材やテストの開発をすすめている。今回は、その教材を紹介し、教材やテストを利用した授業を提案する。

12:00 - 12:30

参加者全員で意見交換

参加費

CIEC 会員は無料 (当日会場での入会申し込みにも適用されます)、その他の方は500円 となっています (どなたでもご参加いただけます)。


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