PCカンファレンス’94 パネル討論

 パネル討論の進行に関する粗案です。司会者である矢部正之(信州大学医療技術短期大学部)が討論に先立って提案したものです。


PCC’94全体会(パネル討論)
「学内LANとコンピュータ教育」
進行案

問題提起

 昨年からの大学におけるネットワークの整備の実情と、大学を取り巻く情報、ネットワークの環境に大きな関心が寄せられている時期でもあり、大学生協も教育研究の支援に寄与するべく努力をしていることを示す。
 それを踏まえて、ネットワークの特質を簡単に示し、ネットワークは、手段であって、それがハード、ソフト両面で気軽に利用出来なければならないこと、そのためには、種々の工夫や技術的サポートが必要になってくることを提起して、まず第一にこれらの環境を提供するために、どれほどのどのような努力が必要か、また先行の大学ではどのようにしてきたか、その結果としてどのような使い勝手になったか、と言うことを議論することを提起する。
−(1)

 次に、ネットワークは、人と人の間の情報のやり取りであり、その参加者にとっては、非常に重要な(興味のある)情報を、速く、正確に往来させることが重要であること、またその参加者には、それ相応の情報の提供も求められることを示し、そのような人的ネットワークを電子ネットワーク上に形成することの問題点とその実践に関して議論することを提起する。
−(2)

 この様なネットワークが充分機能するために、より多くの人に参加してもらって、より多くの情報が流れることが望まれます。そうなるための教育と方策の議論を提起します。
−(3)

(1)では、
 東北大学のLAN(TAINS)の現状の紹介と、ネットワーク管理コミュニティが自然発生的なコミュニティからボランティアグループへと発展していく様子やその結果生じた功罪をご紹介頂きます。

(2)では、
 ネットワークで接続された情報教育環境が整備される中、コンピュータを自己表現、電子的コミュニケーションのツールとして充分活用するには、どの様な環境、教育が必要なのかを初等中等教育、高等教育両面から解説して頂き、問題点を明らかにする。ネットワークの形成に関しても、身近から作りだして行くことが肝要であることに言及して頂く。

(3)では、
 ネットワークあるいは、コンピュータを使う気になってもらうために、どの様な取組みが必要か、動機付けが可能になるような工夫について、その基本的な考え方と実例を紹介して頂く。

 ここまでで、司会者の導入的問題提起も含めた4人の問題提起を1時間少々で行い、その内容に関し不明な点が有るようなら質問を受ける。ここでは質問のみに限定し、会場からの意見の陳述に関しては、休憩後とする予定です。

 休憩後、司会者が簡単に3人の問題提起を概括し、他に実例を報告して頂ける様な方に発言をお願いする。 また、これらの議論をもとに会場の興味が向いた方向に意見を募っていければ話はまとまるのですが、場合によっては、多方面への質問や意見が述べられることも充分考えられますので、その場合は各々に対応して行くことでもやむを得ないと思っております。
 ということで、場合によってはまとめは無しと言うことでもよいでしょう。


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